ほくろの除去方法の中でも、きれいに取ることができるレーザー治療。
その特徴はレーザーによりほくろのメラニンを蒸散しほくろを消すという方法で、手術のように切り取ったり、塗ったりへこんだりという跡が残りにくいのが特徴です。
ほくろをレーザー治療で除去する場合の手順例は次のとおりです。
1 とても細い針でほくろ部分に局所麻酔する
2 レーザーを照射し、ほくろ部分を蒸散する
3 ほくろを取った跡に処置をほどこす
治療に要する時間は10分程度と短いです。
しかし、ほくろを取ったあとは紫外線など外部要因に極めて弱い状態ですので、クリームを塗ったり、ガーゼや絆創膏を貼り、ほくろ除去後の皮膚を外部の刺激から守る必要があります。
また、レーザー治療後も再発(メラニンが再生成される)可能性もあります。その際はまたレーザー治療の必要があることから、数ヵ月(月1~2回くらい)通院する必要があります。
レーザー治療で除去できるほくろ、そうでないほくろがありますので、最終的には医師に相談し、アドバイスを受けることが必要です。